2008年6月13日金曜日

糖質の摂り過ぎに要注意

6月13日(金)手稲区民センターで行われた「食で体を養い心を癒す」(講師:根本和雄氏)という食育講演会を聴いてきました。内容は、現代の食の乱れが人間形成に大きく関わるということを、わかりやすくゆっくりと1時間半にわたってご講演いただきました。
興味深かったのは、多くの受刑者や犯罪を犯す人たちは「糖質」を摂り過ぎていることが、研究などで明らかになってきているようです。インスタント食品ばかりや、偏った食事、不規則な食が、体の中の分泌物に影響し、犯罪を犯す精神状態に陥るようです。

「食」は生きるうえで欠くことは出来ません。家庭の温かさを取り戻すのは「食卓」であり、家族や何人かで食事をすることは、「分け合う」ことで思いやりを学ぶそうです。確かに幼少期は祖父母も同居の家庭で育った私は自然に学んできたように思います。

お料理を美味しく作るコツを3つ教わりました。
①喜心(キシン)の心で作る・・・・・楽しい気持ちで作ることの喜びを感じて作ること。
②労心(ロウシン)の心で作る・・・・労わりや、思いやりの心で作ること。旦那様が「疲れたぁ~」と言ったら「仕事だから当たり前でしょ」なんて言わずに「お疲れ様、疲れるわよね」と思いやる会話で。
③大心(タイシン)の心で作る・・・・大根の端っこしか残っていなくても、「これしかないわ」ではなく、「これをどう美味しく料理しようかな」「サラダと大根おろしに使えるわ」と大きな心で作る。

当たり前の事でも、忙しい毎日だと忘れがちなことを気づかされた講演でした。
子供向けの食育も大切ですし、大人向けの食育も重要課題です。

M室KY

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