2009年4月9日木曜日

日本語って難しすぎます

実は前々から気になっていた言葉なのですが
『ご苦労様』&『お疲れ様』・・・

電話対応時お客様に対してご苦労様です、ご苦労様でしたなどの
言葉が聞こえて来ました。
さ~てこの言葉決して間違いでは無いと思うのですが、私は何時の頃か忘れたのですが
言われたことがあったのです。【目上の人にご苦労様は失礼にあたる】と・・・
以来私は全てお疲れ様ですに変えたのですが・・・社会人としてどっちが常識?

参考になるのでしょうか?

挨拶は臨機応変に同僚への挨拶…ご苦労様でした。お疲れ様でした上司への挨拶…お疲れ様でした
とにかく失礼にならないように!が基本です。上司には間違っても「ご苦労様」なんて言わないように!!
「ご苦労様」は、その典型。現在のマナーでは、「ご苦労様でした」は、部下が上司に向かって使っては
いけない言葉になってます。
 
この言葉は、上司が部下をねぎらう時の言葉だから、だそうです。
で、どう言えばいいかというと、「お疲れ様でした」が正解だとされます。
実は、これはとんでもない勘違い。「ご苦労様」は、もともと相手の労苦を敬って言う言葉でした。
「苦労」は、苦しみ疲れること。これに、「ご」「様」と2重に敬う言葉がついているのです。
「ご苦労」「ご苦労様」という言葉を広辞苑で引いてください。ちゃんと敬語として解説されています。
なぜ、ビジネスの場で「ご苦労様」は上司に使ってはいけないのか。
あるマナー講師の答え。
「だって、時代劇でも、悪代官が手下の報告を受けて、『ご苦労であった』とねぎらっているでしょ」
マナーの根拠は、こんなもんです。
で、代わりに捜してきた言葉が、「お疲れ様」。
なぜこの言葉になったかというと、時代劇で使われることがないので、クリーンなイメージだったというだけです。「ご苦労様」が上司が部下をねぎらう言葉、「お疲れ様」は部下が上司を
気遣う言葉、なんて使い分けは、もともとありませんでした。
含蓄が深く重厚な響きのする「ご苦労様」が使えず、薄っぺらな「お疲れ様」
なんて言葉を使わざるを得ない現実・・・。

現代のマナーでは
上司に使っていいのはお疲れ様ですね。
ですが元々は違っていたようです。
しかしマナーというものは時代時代で変わるものですから
ご苦労様を上司に使うのは適当ではないと思います。

2 件のコメント:

正しい日本語教師 さんのコメント...

私は誰にでもお疲れ様と言っていましたが、疲れてないよとよく言われます。日本語って何が正しくて間違いかよくわかりません。

J さんのコメント...

日本語って難しいです。ところで様と殿を間違って使っていませんか?多くの人が使い間違っています。

営業部長凸山太郎の場合は、営業部長凸山太郎様。

凸山太郎営業部長の場合は、凸山太郎営業部長殿。