2009年3月23日月曜日

本日の日経より

 仲卸の経営が今後さらに厳しさを増す理由は2つある。一つは景気後退による消費不況だ。バブル崩壊以降の深刻なデフレ(持続的な物価の下落)下であっても、日常品である野菜の売れ行きが急激に落ちることはなかった。しかし、いまは違う。野菜といえども、値ごろ価格を作れなければ売れ行きが落ちてしまう。スーパーの仕入れ価格引き下げ圧力は、それだけに従来の比ではない。
 もう一つ、「取引自由化」で卸売会社の第三者販売が認められたことが見逃せない。仲卸の商売の領域に卸が進出してきたため、仕事の奪い合いが起きている。この状態が続けば最後は“体力”勝負となる。事態を打開するには、市場を取り巻く環境の変化を十分認識して、市場の進むべき方向を業者間の枠を超えて議論することだろう。
結構生々しい記事です
他社との差別化に設けた品質管理部隊より良い商品の提供と、産地との太いパイプを活かし価格競争に左右されない提案をしていかないと我々も不況の波にのってしまいます。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

さすが「チーム矢萩」のメンバーさんですね!おっしゃるとおり「卸」が以前とは違った動きをし始めましたね。しかし、いままで仲卸が行ってきた「量販店対応・産地対応」は、そんな簡単なもんじゃないはすです。「卸」の委託体質が足かせにも逆に有利にも動いていた時代はいよいよ終わりへと進んできました。 
新たな「卸」との関係をどう築くか、「チーム矢萩」が今まで進めてきた事が発揮される時がきたような、そんな気がきます。
元気な会社のお手本として拝見していますのでがんばってくだい!